平成の坂本龍馬を目指して

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新国立競技場建設の失敗にみるプロジェクトの成否を決めるのはなにか?

前に、以下のような投稿をしました。
 
きっと誰かがやってくれるだろうという思考の危険性
 
分業、引き継ぎによって全体像が見えなくなる危険性について
 
これらの記事で書いたことと、新国立競技場建設の責任が誰にあるか?のなすりつけ合いの問題の原因は、非常に似た原因であると思ったので、書きました。
 
間に入る人が増えれば増えるほど、全体像が見えなくなります。全体像がみえないので、自分の担当箇所のことだけ考えていればいいとなりがちです。
 
ただプロジェクトがあったとき、全員が全体像を完璧に把握することは無理ですし、その必要はないと僕は思っています。
 
プロジェクトに関わるメンバー全員に対し、そのプロジェクトのリーダーが、何のためのプロジェクトなのか?それが実現することで、どんな人がどのように喜ぶのか?、その意義をきちんと伝えることが大切です。
 
そのためにも、最初からプロジェクトのリーダーは明確に決めておくべきです。
 
決まっていなかったとしたら、誰がリーダーなの?となり、なにか問題が起きたとき、誰が責任をとるのかがわからなくなります。
 
プロジェクトのリーダーに、最終的には全責任があります。
 
プロジェクトのリーダーになった人は、悪いことがあったときには自らに全責任があることを認め、逆にいいことがあったときは、プロジェクトチームの功績であるとする度量が必要だと個人的には思います。
 
だから、誰も自分に責任があるという人が出てこないということは、そのプロジェクトのリーダーがいない、決めていなかったのだなということがわかります。その時点で破綻しています。
 
今ニュースでとり出たされている、新国立競技場建設の失敗の例がまさしくこの例に当てはまると思います。
 
ただし、僕が伝えたいのは、絶対的なリーダーが一人いればいいのだ、ということを言いたいのではありません。むしろ絶対的な1人のリーダーは不要だと考えています。そういった絶対的な存在は、邪魔でさえあると思っているのが本音です。
 
最終的な問題責任は、プロジェクトのリーダーにあるのは事実です。
 
しかし、プロジェクトにおいて、プロジェクトに関わっている人がいかに自分にも責任がある、このプロジェクトは自分がやっていると思っているのか?がプロジェクトの成否に関わるというのが伝えたいことです。
 
素晴らしいプロジェクトチーム、プロジェクトの場合、自分に責任がある、自分がやっているプロジェクトであると認識しているメンバーが多くいます。
 
そういうプロジェクトは、非常に主体的なメンバーが多いことで士気も高く、自分が動かなきゃ変わらない!となっているので、積極的にいいものにするための意見も出ます。
 
だからこそいいものができやすいのだと思います。
 
一方で失敗するプロジェクトは、
 
何のためにやるのか?を明確にプロジェクトのリーダーが、関わる人に伝えきれていないので、わかっていない。
 
責任は俺にあると言い切れるリーダーがいない。関わる人もなんでやるかもわからないので、どこか他人事。という状態にあります。
 
ではどうすれば、いいプロジェクトができるのでしょうか?
 
僕がそのために必要だと、考えていることは4つです。全然やりきれていないので、日々反省しかないのですが。。。。。。自戒を込めて。
 
1. プロジェクトのリーダーがプロジェクトの意義を明確に全メンバーに伝えること。
 
2.できるだけ少数精鋭のメンバーでプロジェクトを立ち上げること。最初はお金もないのに加え、分業の弊害が大きいため。
 
3. そのプロジェクトを実現するために、各メンバーの強みをもとに、各メンバーそれぞれに何を求められているのかをプロジェクトのリーダーから伝え、メンバーに理解してもらい、任せる。
 
4. できるだけプロジェクトチームのメンバーで一緒に食事したり、他のメンバーのやっている仕事に興味を持ち、知る機会をつくる。でないと、相談することがしにくくなってしまう。一人でプロジェクトはできない。
 
少しでもいいプロジェクトをみんなでやれたら嬉しいなと思っています。