平成の坂本龍馬を目指して

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デザインとは非常に広い概念だと思う話

言葉の使い方に注意が必要だと思うのですが、UI・UXデザインはデザイナーだけがやればいいというようなものではないと個人的には考えています。

 

結論から書いておくと、UIはデザイナーが特に強く関わるべきところ。UXはデザイナーに限らず、むしろ製品・サービスの責任者が最も強く関わるべきところであり、全員が関わるべきものだと思っています。

 

以前もデザインについて記事を書きました。以下の記事はUXではなく、UIについて主に書かせて頂いています。最後の部分で、UXについて書かせて頂きました。

ceo.codeal.asia

 

要点だけ挙げさせて頂くと、以下の4つのことを書かせて頂きました。

 

1. 本当に必要なものは、ユーザーの気持ちを考え、彼らに寄り添うことのできているデザインであること。(UIについての記述)

 

2. シンプルにすることのほうが、実が色んなものを盛り込むことよりも格段に難しいということ。(UIについての記述)

 

3. デザインとは、信じるもの、ビジョンを体現する一つの手段であるということ。(UIについての記述)

 

4. デザインとは実はその製品そのものだけにとどまらないもの。製品そのものに限らず、営業資料、商品を提供している人達の服装や主義主張といったありとあらゆるものに、貫かれたビジョンがなければデザインはできない。(UXについての記述)

 

今回は、UIではなく、4. の部分で書いていた、UXに関わる内容を深堀りして書いてみようと思います。ユーザーへの心地よい体験を全体として、デザインすることが非常に大切であり、そのためにはあらゆる領域の人達がデザインに関わってくるという話です。

 

基本的に、ある製品・サービスは、いくつかの利用プロセスに分かれているものだと思います。

 

(1) 製品・サービスを認知する。

(2) 製品・サービスを登録し、使いはじめる。

(3) 使い始めて、質問したり、疑問点を解消する。

(4) リピートする。ファンとなり、他の人にもその製品・サービスの良さを伝える人もいる。

 

というようにです。ユーザーへの心地よい体験を全体として、デザインするためには、全利用プロセスにおいて、快適で、心地よくて、ここでしか得られない体験を届ける必要があると考えます。

 

なので、自分が(1) にしか関わってないから、(2)と(3) と(4) については知ったことではない。といったことが組織が大きくなればなるほど、起こりやすくなります。そうなってくると、全体としてデザインされた心地よりユーザー体験は失われてしまいます。かりに、(2) までよくデザインされていたとしても、(3) がどうしようもないカスタマーサポートになっていたりしたとすると、(4) にユーザーが辿り着くことはありません。恐ろしいことです。

 

なので、まずはその製品・サービスの責任者がまず強く、強くユーザーへの心地よい体験を全体として、デザインすることを意識する必要があると私は考えます。

 

そのうえで、全プロセスに関わる、各プロセスの担当者とコミュニケーションをとり、きちんと全体のなかで、そのプロセスがどんな役割を果たしているのか?そしてその重要性をきちんと伝えることが絶対に必要だと思います。

 

全体を俯瞰しつつ、そのプロセスに関わっている人に、全体像を適切に伝え、意義を伝え、心地よい体験を全体として、デザインする。ある一つのプロセスがデザインされておらず、ユーザー体験を損なってしまえば、これまでの他のプロセスも全てその努力を無駄にしかねません。

 

そのうえで、プロセスに関わっている人全員が、協力的にユーザーへのより心地よい体験を届けることこそ、徹底しなければならないことだと思います。

 

自戒を込めて。