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平成の坂本龍馬を目指して

すべての人にリモートワークを。codeal.work を開発・運営中。CODEAL(コデアル)株式会社社長のブログです。連絡先は shota.atago@codeal.asia まで。

熱狂を維持することの大切さと難しさ

3年前。

 

東京のはずれの賃貸物件、自宅で創業。

 

お金もない、人脈もない、何もない。何をすればいいのかもわからない。

 

ない、ない、ない。ないづくしです。

 

そういう時は、なぜかすごく何もわからないなりの熱狂感があったりします。ものすごく朝早くから遅い時間まで仕事をしていました。無駄な仕事もたくさんあったし、仕事の仕方として決して褒められるものではありませんでした。

 

しかし、当時会社に関わっていた人たちとは常に直接話をしていました。同時に振り返ってみて、こんな働き方は長くは続けるものではないし、いいものではないとも心から思います。当時あまりの運動不足とペヤングの食べ過ぎで8キロも4か月で体重が増えました。今は元の体重に戻しましたがw

 

しかし、そこに謎の熱狂感が働いていて、当時苦しくもあり、楽しかったよねと語れる部分があります。決して自分だけがそう思っているわけではありません。もう絶対にやりたくないのですが、何があっても、いつでもあそこに戻るだけだという妙な開き直りの気持ちだけはあります。

 

毎日が戦いであることは変わっていませんが、創業から3年ほど経ち、大分状況が変わりました。

 

毎週直接自分とは話をしない人も出てきて、少し距離を感じることも出てきました。そこに対して、少し寂しさを感じることもあります。

 

全部を自分が見るということはなくなり、関わっていた人も始発から終電まで仕事をすることも無くなりました。

 

正直な所、自分自身の仕事量は全く減っておらずw、人と話す、議論するのに費やす時間が格段に増えたように思います。その分自分一人で完結する、やれる仕事の時間が激減しました。

 

これを書くと、明らかに3年経った後の方が幸せに溢れているのですが、一概にそうは言えないところがあります。

 

熱狂していて、自分たちがやりたいこと、突き進みたいことにひたすら打ち込んでいるという状態は楽しいし、素敵なことだからです。表現がすごく難しいのですが、長時間労働をするという意味が熱狂では決してありません。

 

熱狂を維持し続けることは実はものすごく難しいことだと思っています。自分自身だけでなく、組織としての熱狂となればなおさらです。

 

少し居心地がいい所に止まってしまうと、現状維持でいいじゃないか、そんなに無理して頑張らないでいいじゃないか、そこそこでいいじゃないか、そんなの無理だよという気持ちが芽生え始めます。誰しもそんなに強くありません。

 

正直な話で言えば、現状維持は、新しいことを学ぶ必要もないし、失敗することもないし、人と衝突することもないし、格段に楽です。わざわざ自分で恥をかきに行く必要もないです。新しいことに挑む時。それは恥をかくことが必要になります。知らないことをきちんと知らないと伝え、前に進んで行く必要があります。

 

ただ現状維持をしていると、やがて熱狂は消え失せ、躍動感は失われていきます。常に作り出した現状を自ら打破する、そして無理そうなことに挑んでいく。

 

こういう雰囲気があることはすごく大切なことだと思っています。常に熱狂している自分であり、熱狂している組織であるためにはどうしたらいいのか?の完全な答えは今の僕の中にはありません。

 

ただ最近感じていることは、ビジョンである「テクノロジーで世界はもっと素敵にできる」に忠実に、常に邁進すること。そして自分たちが生み出したものを常に自分たちで否定し、もっと新しい未来を追い求め続けること。

 

が熱狂し続ける上では、大切なのかもしれないなと思っています。自戒を込めて。